* Debianのためのメモ [#u1bbc078] #contents &heart; Debian GNU/Linux (sarge) でちょこちょこ設定した記録です。 &heart; 順番はてきと〜、そして非常に古い情報もあったりします。 ** courier-imapのアクセス制限 [#c7e1bc48] couriertcpdのオプション -access でアクセス制限します。 参考にさせていただいたのは [[こちら:http://www.softclub.co.jp/~zoro/woody/receive.html]] accessファイルを作成します。たとえば /etc/courier/imapdaccess として *<tab>deny 127.0.0.1<tab>allow 192.168.1<tab>allow . <tab>はタブキーのこと。 最後のピリオド(.)は必要と書いてあるページがありました。(ちょっと未確認) datファイル作成。 # makedat -src=imapdaccess -tmp=imapdaccess.tmp -file=imapdaccess.dat /etc/courier/imapdへ追加。 TCPDOPTS="-nodnslookup -noidentlookup -access=/etc/courier/imapdaccess.dat" courier-imap-ssl をリスタート。 tcpdwrapperの様に domain 名記述ができるとうれしいのですが、ちょっと無理っぽい。 ** postfix + courier-pop-ssl + drac(POP before SMTP)の設定をする [#s82db838] postfixとcourier-pop-ssl導入済の環境に、dracを入れました。 db確認用に db4.3-util もインストールしています。 参考にさせていただいたのは [[こちら:http://www.kauda.jp/~koya/cgi-bin/wiliki.cgi?Postfix]] + drac /etc/init.d/drac OPTIONS="-i -e 5 /var/lib/drac/dracd.db" expiredを5分へ変更。デフォルトの設定は30分。 + courier-pop-ssl(courier-pop) /etc/courier/pop3dへ以下の2行を記述。 AUTHMODULES="authdaemon authdrac" DRACHOST="127.0.0.1" /etc/init.d/courier-pop, /etc/init.d/courier-pop-sslへ以下の環境変数を追加。 DRACHOST="$DRACHOST" それぞれのinit fileをリスタート。 + dracd.db 更新の確認 pop3s接続を行った後、dracd.dbが更新されたかどうかを確認する。(1行めはdbファイルの確認のみ) db4.3_dump -p /var/lib/drac/dracd.db strings /var/lib/drac/dracd.db 接続した IP Address が表示されればOK。 + postfix /etc/postfix/main.cfにて mynetworks = 127.0.0.0/8 192.168.1.0/24 check_client_access btree:/var/lib/drac/dracd smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, check_client_access btree:/var/lib/drac/dracd, check_relay_domains テスト送信して rejectされないことを確認。 ** boot時の起動スクリプトを調整する [#gf27f263] # sysv-rc-conf というコマンド(パッケージ)を使います。 run level での調整も可能ですが、インストール済パッケージを停止状態にするときに使用しています。 (courier-imapを停止とか) ** Javaをインストール(make-jpkg編) [#v4516b0c] あらかじめ java-package をインストールしておきます。 http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/download.html から j2sdk-1_4_2_*-linux-i586.bin j2re-1_4_2_*-linux-i586.bin をダウンロードします。 $ fakeroot make-jpkg j2sdk*.bin $ fakeroot make-jpkg jre*.bin debファイル作成後、 # dpkg -i *.deb でインストール。 ** Javaをインストール(Blackdown project編) [#f12fd5bc] [[Blackdown project:http://www.blackdown.org/]] が提供している debian unofficial package をインストール。 /etc/apt/source.listへ1行追加。 deb ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/Linux/Java/java-linux/debian sarge non-free - j2re1.4 - j2sdk1.4 - j2sdk1.4-doc あたりをインストール。(開発環境が必要なければ、j2reだけでも十分です。)docをインストールする場合は http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/download.html からdocファイルをダウンロードし、 /tmp へ置くよう指示される。 ** qemu [#y9f017da] qemuでFreeBSDをインストール # qemu -hda /export/qemu/Fbsd.img -cdrom /home/cdr/6.0-RELEASE-i386-bootonly.iso -boot d -m 256 -monitor stdio -user-net 普通に起動 # qemu -hda /export/qemu/Fbsd.img -m 256 -monitor stdio -user-net -rdir 8022::22 ** dpkg-buildpackage [#w989f056] パッケージを自分で作成する + ソースファイル・パッチファイルを入手する。 ftp://ftp.debian.org/pool/ あたりからダウンロードすればいいでしょう。 + 設定を変更する。 debian/rules ファイルを編集。 だいたいはconfigure オプションを追加することになるのでしょうね。 編集後、 chmod 755 debian/rules で実行可能にしておきます。 + パッケージのDebianバージョンを上げる debian/changelog ファイルを編集。 ソースのトップディレクトリに移動し、次のコマンドを実行。 % debchange -i 現在のDebianバージョンを1つ上げた新しいエントリが追加され、 エディタが起動されます。 「*」のところにどんな変更を行ったか簡潔に英語で記述しましょう。 + スペシャルパッケージのビルド ソースのトップディレクトリで次のコマンドを実行。 % dpkg-buildpackage -rfakeroot -us -uc + 作成されたパッケージをrootでインストールして終了。 現在 xlockmore wnn7-server の独自パッケージを作成しています。 ※UNIX USER2001.9月号のでびあん通信を参考にしました。 ** xterm-linux.xpm [#p857e0ac] debianで使うxpmアイコンのパッケージ名は fvwm-icons インストールされるディレクトリは /usr/include/X11/pixmaps これをインストールすると xterm-linux.xpm がもれなくついてきます。 ctwmでkterm用のアイコンに使用しています。