『こういうとこ初めてか?』
添付されている文書はきちんと読みましょう†
シマノ製パーツのマニュアル等が添付されているならそれにも目を通しましょう。自分じゃ無理だと思っていても、熟読すると案外自分でなんとか出来ると思えるようになることもあります。
買ったらまずここを調整しろ!†
ドッペルに限らず、この価格帯の自転車はある程度自分で整備するのが半ば常識です。
調整にはアーレンキー(六角レンチ)と少しの知識が必要です。自信がなければサイクルショップに調整を依頼しましょう。
でも自分でやるのも楽しいもの。失敗を恐れず気軽に試せるのもドッペルのいいところです。
各部ネジのチェック†
- 増し締め
もし緩ければ増し締め。逆に締め過ぎにも注意。適度な締め方が必要です。
買った時点では締め過ぎになってることが多々あります。
サドル†
- 高さ調整
スポーティーに乗るなら高めにしましょう。
高さの基準は、ペダルに踵(かかと)を乗せクランクを一番遠い角度にしたとき、
足がほぼ真っ直ぐ伸び、膝がごく軽く曲がるぐらいの高さです。あとは好みで。
- 前後調整
サドルは前後も調整できます。ドッペルはシート角が寝てるのでサドルを少し前に出したほうがいいかも?
正確にはペダル角度が90度のとき、膝皿の付け根の真下がペダル軸になる前後位置にします。
- 角度調整
サドルの角度は水平が大原則です。
- ただしドッペルのサドルは軟らかいので、ほんの少し前下がりにするのがおすすめ。
- 座ったとき沈み込むため、うまい具合にちょうど水平になります。
- ペダルを踏む位置
ペダルは足の中央(土踏まず)ではなくややつま先よりで踏むようにします。
具体的には親指母子球(指関節の根本)と小指母子球の中間がペダル軸の位置になります。
『ノンケはバレリーナになりがち…気をつけるんだ』
ホイールの振れ取り†
- もし振れてたら調整します。(不具合なければ不要)
- ホイールを回転させたときリムが左右に2〜3mm以上ブレるなら振れ取りが必要です。(1mmは許容範囲)
- 酷いときは振れ取りしないとブレーキ調整できないことさえあります。
- 振れ取りは少し難易度が高いのでショップに依頼するのも手。1輪1000円ほどです。
ブレーキ†
- シューパッド調整
ブレーキシューがリムに正しく当たるよう調整します。
正しく当たってないとブレーキの効きが悪くなったり鳴きが出たりします。
特に20x系とFD系はリアブレーキシューの角度調整がシビアなので要確認です。
もしブレーキが鳴くときは上から見て少しハの字に開くよう調整してください。
- Vブレーキの左右バネ調整
片効きにならないよう左右のバネを調整します。片効きの状態だと走りが凄く重くなります。
変速調整†
- もし変速に不具合があったら調整します。(不具合なければ不要)
- 変速しても切り替わらず使えないギヤが存在する
- 常時ジャリジャリとチェーンの擦れる音がする
- ギヤが勝手に切り替わろうとして踏み味がコクッと変動する
錆び止め†
- 錆び防止処理
- シリコンスプレーを軽く吹くといいです。200円ほど。
- ネジ頭部など特に錆びやすいので、新車のうちに錆び止めしとくとかなり違います。
- 特に錆び止めすべき場所
- すべてのネジの頭部
- シートクランプのシャフト
- Vブレーキリードパイプ(バナナ部分/ホイールリムにシリコンを掛けないこと)
- キャリパーブレーキのバネ(ホイールリムにシリコンを掛けないこと)
ご意見・ご要望†