ハブ&BB(ボトムブラケット)†
ハブとBBメンテのすすめ†
- 洗浄&グリスアップ&玉当たり調整すると走りが軽くなり耐久性もアップ。
- 購入時は玉当たり調整がかなり固くゴリゴリしていることが多い。
- 切削加工の金属カスが混入しゴロついてることもよくある。
- 松ヤニのように粘ついたグリスが使われてたり、グリス量も少なかったりする。
- BBはカートリッジ式BBへの交換もよく行われる。
ハブメンテの方法†
- スプロケットをボスフリー抜き工具TL-FW30で外す。
- ハブの片側の玉押しを緩める(片側を外せば軸が抜ける)
- 13mm薄型レンチ・15mm薄型レンチ・17mmレンチが必要。
- ベアリング紛失には要注意。ハブの下にウェスを広げて作業すると紛失しにくい。
- ピンセット&受け皿があると便利。左右の球は混ぜない。球洗浄は茶コシ(ザル)が便利。
- パーツクリーナで内外を洗浄&グリスアップ
- グリスはデュラグリスをおごろう。たっぷり塗り込む。
- 玉当たり調整は下記参照
玉当たり調整†
- 感触が大切
←固い | | | | 緩い→ |
ゴリゴリ | コリコリ | コロコロ | ヌルヌル | スルスル |
- コロコロとヌルヌルの中間を狙う。
- 左右のガタつき皆無ならヌルヌルでもOK。(ただし新車はコリコリで。馴染みが出てから再調整)
純正BBの規格†
- 軸の種類:四角軸(スクエアテーパー)
- シェル幅:68mm 軸長:124.5mm(刻印の右2文字が3S=124.5mm規格を表す)
- ベアリング:カップ&コーン式(リテナーあり:1/4インチ球:9+9=18個)
- 一式実測重量:355g(上の写真の状態)
BBメンテの方法†
- クランク:コッタレス抜き工具TL-FC11などでクランクを外す。
シマノTL-FC11:http://www.cb-asahi.co.jp/image/shimano/tool/tlfc11.html
- ワンの外し方
- 左ワン:正ネジ。直径45mmに対応のフックレンチやナガオカ・マイティツール等で回す。
- あるいはタガネとトンカチでど突く。貫通ドライバーでもOK。
- 右ワン:逆ネジ。ナガオカ・マイティツールか36mmが挟めるモンキーで回す。
- 掛かりが浅いので建材用ボルトと座金で固定するのもいい。
- 固着している場合の対応策
- 内外からクレ556などをシューする。毎日シューして数日放置。
- ストーブやお湯で温める。
- パーツクリーナで内外を洗浄&グリスアップ
- グリスはデュラグリスをおごろう。たっぷり塗り込む。
- 玉当たり調整は上記参照
BB交換†