『男は黙って塩味!』
Tips集†
サイクリング†
スポーツ車(兄貴)的な乗り方†
- 背中の肩甲骨を思いっ切りガバッと開く
- すると背中が少しだけ丸くなり、その姿勢で上体が不思議と固定されます。
- 同時に骨盤も自然に立ち気味になります。
- 上体が固定されるし肩の位置がハンドルに近づくので、腕に余裕ができ手に荷重が掛からなくなります。
- 特にドロップハンドルやブルホーンはこんな乗り方をします。
- 悪い例:肩甲骨を閉じて乗ると、腕が突っ張りお腹が突き出た素人っぽいフォームになります。
- 腕に荷重が掛かるため、フラフラと蛇行しやすく手や腕が痛くなったりします。
- 骨盤が寝てしまうため、漕ぎにくく力も出ず尿道が痺れたりします。
- ペダルを踏む位置
- ペダルは足の中央(土踏まず)ではなく、ややつま先よりで踏むようにします。
- 正確には親指母子球(親指関節の根本)と小指母子球(小指関節の根本)の中間がペダル軸の位置になります。
- こうすると高めのサドル位置とあいまり、下死点で足がスッと伸び格好よく見えます。
- クルクル回わせ!!(by 多摩川CRの落書き)
- 軽めのギヤでクルクル回したほうが長距離では疲れにくくなります。
- 低ケイデンスで重いギヤを踏み込んで乗るのはノンケっぽく見えます。
- 発進時や坂道等、ギアに負荷がかかる局面では軽すぎると思ってもシフトダウンしましょう。
- スプロケを万遍なく使い、チェーンやベアリングにやさしいトルクを伝えることで、各パーツの寿命が伸び、滑らかで美しい加速も実現できます。
- 特に街乗りでは「ストップ&ゴー」が多いので、適切なギアチェンジを行うことで快適なサイクリングができることでしょう。
- サイクリングはもちろん、街乗りでもこまめな水分補給を忘れずに。最後はやはりエンジンがモノをいいます。
- 参考サイト <自転車探検!>
ケツが痛ぇーよ†
- 予防法
- サドルのど真ん中〜後端に腰を据えて乗ると痛くなりにくいです。
- 緩い下り坂などで定期的に腰を浮かせましょう。時折無駄に立ち漕ぎも織り交ぜましょう。
- 信号待ちの時にお尻や横尻をペンペンしましょう。
- サドル調整&エトセトラ
- 水平が大原則です。
- できる限り水平は守る。水平にできないということはサドルの形状やセッティング、ポジションに問題があると考えるべきです。
- ただし、ドッペルのサドルは軟らかいので、わずかに前下がり(水準器の泡が5mm-10mm動く程度)にしてもいいかもしれません。
- しばらくの期間乗ってれば、たいていはケツが鍛えられますのでそれに期待。多くの兄貴たちが通った道です。
- それでも我慢できないほど痛むなら、サドル捜しの長い旅へと旅立ちましょう。
- 値段の高いサドルがいいとは限りません。軟らかいサドルがいいとも限りません。
- シートポストの止め具を緩めてサドルを前後にずらしてみましょう。ハンドルとの距離が変わるだけでもポジションに大きな影響があります。
- サドル水平の出し方
- 精度の高い長い水準器があれば、地面の水平を確認してからサドルの真ん中に当てればOK。
- 100円ショップなどの小さなものでも、硬いボードや当て木をしてその上で測れば水平を出すことができます。
- 参考サイト <自転車探検!>
安全なブレーキのかけ方†
ビギナーの方は速く走ることに夢中になりがちですが、その分だけ安全に止まることをマスターしなければ、ただの暴走車に成り下がってしまいます。
ちなみに、ここではブレーキ系統が車体や乗車環境に適正なスペックで、きちんと整備されていることを前提に解説いたします。
- ブレーキの種類によってタッチが違う
- 雨の日は要注意!
- こういう現象が起きたら要チェック!
- パニックブレーキ
- かもしれない走行
- 参考サイト <自転車探検!>
メンテナンス†
チェーンメンテ†
- 定期的に注油しましょう。
- 自転車で一番大きな機械抵抗はチェーンです。200〜500km走るか、雨の中を走ったら清掃&注油しましょう。
- まずウェスで汚れを拭き取り、1コマ1〜2滴づつ垂らし、最後に余分な油を拭き取ります。
- 2滴垂らすときは左右のプレート上に垂らすといいです。
- できれば400〜1000km毎に洗浄しましょう。
- クランクを回しながら、パーツクリーナーで汚れを吹き飛ばす ⇒ 拭き取るを数回繰り返す。
- チェーンとフレームの間に古新聞やダンボールなどを挟むと、汚れを気にせず遠慮なくやれます。
- ちょっと高いけど市販のチェーンクリーナ(通称ガラガラ)も便利です。効率的にすばやく洗浄できるので、無駄な労力を使いません。
- 本格的にやるならチェーンを外して灯油洗浄。ペットボトルに入れ一夜漬け&ガシャガシャ振ります。
- 参考サイト
ミッシングリンクのススメ†
- メリット
- チェーンの着脱が迅速かつ確実に行えるようになります。
- 通常のチェーンを一旦切り、ピンを元に戻す作業は慣れとテクニックが必要です。
- チェーンをこまめに完全洗浄できるので寿命が伸びます。チェーンが接触するチェーンリングやスプロケット、プーリーも同様です。
- 輪行時チェーンを別にし、油汚れや接触によるダメージからフレームなどを守ることができます。
- 変速調整がチェーンを外した状態ででき、微調整が気軽に簡単にできるようになります。
- ちなみに通常使用において、外れたり切れたりという話は聞きません。
- デメリット
- ミッシングリンクの名の通り、missingしやすい点。外したらトレイに入れるなどして紛失にご注意ください。
- あまりにも簡単に外せるので、こまめにチェーンを洗わないと気が済まなくなります。 ※個人差有り
- ポイント
- シマノのチェーンなどにも問題なく使えるようです。KMCの場合、7(6速OK)・8・9・10速に対応したものが出ています。
- アッと少し力を入れて両側からリンクを挟んだ状態のまま左右にスライドさせると簡単に外れます。
- その他
- チェーン交換時にはミッシングリンクも新しくすることをオススメします。
- 「ミッシングリンク」はKMCの商標名です。台湾メーカーでシマノのチェーンのOEMを手がけていることでも有名です。
- 同様のパーツでSRAM(米)から「パワーリンク」、WIPPERMANN(独)「コネックスリンク」、BBB(蘭)「スマートリンク」が出ています。
※シマノ「クイックリンク」は不具合発生のため発売中止に
- ここでは人気や入手性の観点からKMCをプッシュしています。各メーカーの比較検討についてはググレカスでお願いします。
- 参考サイト
チェーンの寿命は?†
- 5千〜2万kmとも言われています。
- チェーンが伸びると滑ったりクランクやスプロケの歯を無駄に磨耗させたりします。
- 引っ張って判別する方法もあります。新品でも少し持ち上がりますが、抵抗なく楽々持ち上がるようなら伸びてます。
- 参考サイト
- 安いパーツなので気になったら交換しましょう。
パーツ†
泥よけ†
20インチ用アルミスタンド†
- サカモトテクノ・カリブーライト用スタンドが少しの加工で流用可能。
- 純正246g(鉄)→流用135g(アルミ)
- 回り止めのポッチを半分削り落とすだけ。サカモトテクノを扱う店舗で注文可能。
Rディレーラーガード†
- RDを交換すると干渉してトップギヤに入らなくなったりします。
そんなときはRDガードを外すか、RDガードを外に広くなるよう曲げるといいです。
ペダルストラップ†
- POWER GRIPS のようなストラップが手軽でおすすめ。
- ギャンガー精神を発揮し自作することも。
- 内向きに足入れして真っ直ぐにすると!!あ〜ら不思議! 締まる締まる! いけます!
- 参考サイト
リアサスペンション†
- 純正品バラしの図
ご意見・ご要望†